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写真でつづる21歳大学生の旅行記

ベイマックスの赤い橋のモデルとなった Golden Gate Bridge の下を船でくぐる

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今日は、予約をしておいた Red and White Fleet 社の Golden Gate Bridge ツアーに参加する。 ベイマックスで出てきた真っ赤な橋のモデルとなった吊橋だ。


San Francisco を代表するスポットの一つである。

San Francisco は比較的交通機関が整っていて、Munibus という、架線付きのバスを使うことで回ることができる。
船の出る場所は、Fisherman’s Warf という港の繁華街にある。

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土曜日だったせいか、たくさんの人で賑わっていた。
San Francisco の中でもいちばん観光客の多いエリアなのだろう。

検討をつけていたツアーに乗る船は、これだ。

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1時間に一本くらい出ていて、一回$40ほどで乗ることができる。
着いた時間がちょうど船が出て行ってしまう時間だったので、このあたりで時間を潰すことにした。

この船が留めてあるすぐ横には、軍艦のような船があった。

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潜水艦も初めて見た。

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入り口でお金を払うと中を見られるそうなのだが、それほど興味もなかったので、次はガイドブックにもよく乗っている Pier 39へ向かった。

Pier は始め読み方もよくわからなかったのだが、「ピア」と読むらしい。
埠頭を意味する単語で、埠頭ごとに連番が振ってある。
Pier 39 は、Oakland と San Francisco を結ぶ Bay Bridge の方から順に数えて、39番目の埠頭ということになる。

Pier 39 は、Fisherman’s Warf からすぐのところにある。
Fisherman’s Warf からは、海沿いに歩いていける。
カップルで歩くとロマンチックな気分になれそうなところだ。

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ここからさらに10分歩くと、Pier 39 に着く。
「39番目の埠頭」というなんともなさそうな名前だが、おしゃれなショップやレストランが広がるテーマパークのようなところだ。

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看板もファンシーだ。

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リアルなカモメの置物だなあと思ったら、本物のカモメだった。

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昔、教科書で出てきた詩で読んだ記憶もあるが、この青い空とカモメの白の対照が綺麗である。

適当に奥の方へぶらぶらしていったら、いつのまにか埠頭の先に着いた。

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もう間もなく船が出る時間だったので、さっきの船舶所に戻ろうと思ったのだが、埠頭の結構先に来ていたので思ったよりも距離があった。
人ごみの中を小走りでなんとかたどり着いた。

船の入場ゲート前にできている列を見ると、ほとんど中国人のツアー客であることがわかった。
マレー半島を縦断した時もそうだったが、そして日本も例外ではないのだが、有名な観光地には大抵中国人がたくさんいる(これは観光名所の有名具合を示す指標になり得るのではないかと考えた)。

船に乗り込むと、イヤホンと端末を受け渡される。
チャンネルを合わせると、母国語のガイドアナウンスが聞けるものだ。
これのおかげで、日本語でツアーを楽しむことができた。

船は3フロア程あるのだが、結構人が乗っている。

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船は出発すると、すぐに Golden Gate Bridge へ向かった。
船はそこそこのスピードで進むのだが、それにあわせてカモメが上空に着いてくるのがとてもおもしろかった。
サービス精神旺盛なカモメたちである(看板にとまっていたカモメといい)。
クルーズを運営する Red and White Fleet 社は120年以上続いている老舗らしいので、カモメのこのサービスは既に遺伝子に刻まれているものなのではないかと思った。

船に乗っている人の行動の種類は人種によって違いがあるのが興味深い。
中国人は、割と高めのフロアで柵沿いの景色が見やすいところに集まっていたり、船の中のテーブルで話に興じていたりする。
欧米人は、低めのフロアの外で、のんびり座って外を眺めている。
日本人のぼくはカメラを構えて写真を撮るのに夢中になっていた。

景色に感動して撮りまくった割にパッとしない写真がいっぱい残っていたので、もうちょっとゆっくりクルーズを楽しめる大人になりたいと思った。

さて、船は Golden Gate Bridge の

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下を

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くぐり抜ける。

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ぼくは徳島の鳴門というところで育ったので、海峡にかかる吊り橋を見るのは慣れっこなのだが、この海の青と、橋の赤色の対照がとても壮観で、とても感動した。

やはりここでも写真をいっぱい撮った。

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奥に移る岩肌のあたりとか、雰囲気が本当にベイマックスに出てくる赤い橋そっくりだと思った。

船はこの後、この湾にある Alcatraz 島へ向かった。
ここは昔、監獄になっていたらしい。

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投獄された人と、その家族が住める設備があったようだ。
ここから脱獄できたひとは、2〜3名しかいないらしい。
泳いで脱獄した人にあやかって、このAlcatraz から San Francisco まで泳ぐイベントが毎年開催されることを聞いた。

港に近づくと、San Francisco の街並みがよく見えるようになる。

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クルーズが終わってから、Fisherman’s Warf でお昼ご飯を食べることにした。
ここでは海鮮物をふんだんに使ったいろんな料理が売っている。
レストランや屋台が並ぶ通りはとても活気に溢れていた。

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ここでは、ぷりっぷりの小エビのサラダを挟んだサンドウィッチと、フライドポテトを買って食べた。

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$10 ほどと少し値段は張るのだが、ボリューム満点でめちゃくちゃ美味かった。

さて、ここには観光客がくれるパンのかけらを狙うカモメと鳩が沢山いる。

とても人慣れしていて、こちらでもサービス精神旺盛である。

ちょうどお昼を回った時間だ。
この後、坂の多い San Francisco の有名スポットを回る。