tabi photograph

写真でつづる21歳大学生の旅行記

パワースポット・セドナで地球のエネルギーを感じる

 

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Phoenix を発って、グランドサークル方面へ向かった。
グランドサークルへ入る手前、Phoenix から北へ2時間走ったところに Sedona という町がある。
ここの土は赤茶色をしており、巨大な一枚岩が点在している。
ネイティブインディアンも神聖視していた、太古そのままの風景が残っている。
Sedona には “ボルテックス” と呼ばれる、地球のエネルギーが集まっているとされるエリアがある。
それと関係があるのかわからないが、Sedona はアーティストが多く住むクリエイティブな町でもある。

Sedona に行こうと決めたのは、「変な人が集まる」とネットで調べてて見つけたからだ。
普段どことなく自分の居場所がないと感じるような人でも、ここへ来ると落ち着くらしい。

「地球のエネルギーが集まるスピリチュアルスポット」とは一見胡散臭いかもしれないが、所謂「科学」を学んできたからこそ、世の中にはまだまだ未知なことがあることを知っている。
変な人が集まるからには、まだ科学で証明できない何か惹きつけるものがあるのだろう。
こんな興味が湧いてしまうと、アメリカへ来る前は名前をなんとなく聞いたことのある程度のスポットへ行くのがとても楽しみに感じられるのだった。

さて、朝6時くらいには起きて、車を走らせた。
早起きして何が素晴らしいかというと、壮大な朝焼けを観れることだ。

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とても綺麗だったので、ガソリンスタンドでも撮影した。

 

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夜が次第に明けていくのを見ながらのドライブもかなり気持ちがいい。

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Sedona へ行くまでで2回目にガソリンスタンドに入ったにはすでに空が青々としていた。

ここでも撮影に興じた。

 

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この辺へ来ると、土の色が赤茶になっていることが分かる。

ここのガソリンスタンドからもう少し車を走らせると、歩道が整備された綺麗な道路に入った。
この辺から奥にレッドロックが見え始める。

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Sedona に着いたのだ。

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レッドロックのイメージしかなく、スピリチュアルスポットだと言うのでどんな町なのか想像がつかず不安だったのだが、道も施設も整備が行き届いていて、安心した。
まるでテーマパークのような町だ。

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建物も全て、レッドロックの色と調和するように配色が考えられている。

施設が集まっているエリアはこの辺一帯に点在しており、車で移動する。

移動中にも数々のレッドロックが目の前に現れ、ずっと驚きっぱなしだった。
これは走らせてすぐに見えてきた「ベルロック」。
特に大きいエネルギーが集まっているという4つのボルテックスのうちの一つだ。

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行く前にもベルロックを写真で確認していたのだが、実際に見ると写真で伝わらない迫力がある。
例えばスカイツリーなんかも、実際に行ってみるとその大きさに感動すると思うのだが、ちょうどそのような感じだ。
ただ、この圧倒され方には100倍以上の差があると思う。
この先ずっとレッドロックが現れ続けるからだ。

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富士山が見えたと思ったらまた別の富士山が連続して現れたような迫力だ(もはや何を言っているのかわからない、が、要するに言葉で表せられないということだ)。

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カフェやショップが集まっているエリアに着いたので、車を止めることにした。

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(1年に3〜4回くらいしか運転しないペーパードライバーが目の前に広がる絶景に感動して昇天しきっている図)

ヒッピーのように髪をゴムで抑えている人もいた。

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この辺はのんびり歩いている人ばかりである。
なので、ぼくらも少しこの辺を歩いてみることにした。

 

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右に見えるのはカフェやギャラリーが集まっている複合施設である。
生活するのにも困りそうになり場所だ。

来た道を戻った後、

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4大ボルテックスの一つ、エアポート・メサへ行くことにした。
エアポート・メサはここから車を20分くらい走らせたところにあるボルテックスで、レッドロックの上まで車で登ることができた。
登りきったところにある駐車場に車を止めて展望台へ向かうと、こんな景色が広がる。

 

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ここは奥に見えるメサと同じような場所で、小高いところにある。

ここから少し車を走らせると、空港があった。
ただ、とても小さい空港で、滑走路が一本あるくらいだった。

さっきの駐車場に戻り、今度はトレッキングコースのようなところを歩いてみることにした。

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DANGER と書かれているので、ぱっと見立ち入り禁止区域の危ない場所なのかと思ったが、禁煙を警告しているものらしかったので入っていくことにした。
サボテンが点在する赤土の歩行路だ。

ここの赤土はぬかるんでいて、すごく歩きにくかった。
入っていく家族連れなどはみたのだが、ぼくらが入っていくと周りに誰も見当たらなかった。
スニーカーを真っ赤に汚しながら、ぬかるんだ道に苦戦しながらも、コースの先へ歩いてみった。

行った先にあったのは、十字架だった。

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ここからの眺めは絶景であった。

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こんなに立派な十字架なのだから、少し有名なのかと思って後で調べたが(Airport mesa crossで検索した)、あまり検索にひっかからずなんの慰霊碑なのか分からなかった。

Sedona に来てやりたかったことがある。
世界で有数のパワースポットで、大地のパワーを感じることだ。
この眺めのいいところで、瞑想してみることにした。

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普段は自宅で瞑想することが多いのだが、ここで行う瞑想は何か違うものに感じられた。
風の音に集中しながら、太古の地球の姿に思いを馳せた。

Sedona では何も考えずに1〜2週間くらいボーッとするのがいいらしい。
5分くらいの瞑想でもとてもリフレッシュできたのだから、死ぬまでに一度は、ここで2〜3週間滞在してみたいと思った。

さて、Sedona でもう一箇所行きたかった場所がある。
それは、マクドナルドだ。
Sedona のマクドナルドには、世界で他にない特徴がある。
あの M のマークがターコイズカラーなのだ。

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景観に合わせるよう、Sedona の建物はくすんだ赤茶色の外壁をしているのだが、このカラーによく合うターコイズカラーで合わせたわけだ。

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京都のマクドナルドも看板の背景色が茶色になっていることがあるが、ロゴマークまでは変更されていない。
黄色でない M マークを見られるのは、Sedona だけなのだそうだ。

ここのマックはショッピングモールにあり、駐車場からすぐのところに日用品売り場や、スーパーなどがあった。
スーパーで食材を調達した後、Grand Circle へ向かうべくFlagstaff へ向かった。
トイレに寄るために、Sedona を離れる前に町の外れのカフェの併設されたお土産屋に寄った。
ここの向かいには、川が流れているのだが、とても濁っていた。

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赤茶色の土が削られて流れているのだろうか。

土産屋でお土産を買って、また車を走らせた。

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