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写真でつづる21歳大学生の旅行記

Silicon Valley をバスで散策する【前編】

Silicon Valley は San Francisco から南東へおよそ 90km のところにある San Jose 一帯のことをいう。

San Francisco からは、Caltrain という電車が通っていて、片道 1時間近くで San Jose まで行くことができる。
ユースホステルは3泊分取っていたので(大きな荷物の移動もめんどくさいし)、日帰りで行くことにした。

アメリカは車社会だ、というが、シリコンバレーも例外なく車社会だ。
Silicon Valley は大学のキャンパスのような敷地を持つ IT 企業が San Jose 内の直径40径内に点在している。
事前に調べたものでも、Adobe, Apple, Google, Yahoo, Intel, Facebook, Evernote, Qualcomm など名だたる IT 企業が本社を構えている。
また、Google の創業者である Eric Schmidt が卒業した Stanford 大学があることでも有名だ。

あれば移動が便利な車がないので、バスで Silicon Valley を散策することにした。
バスは1時間に1〜2本しかなかったのと、行くところはゆっくり見たかったので、行き先を3〜4つに絞って回ることにした
ツアーのように効率的に回るのは好きじゃないからだ。

最初に San Francisco から一番近い Stanford 大学に行くことにした。
Caltrain の Palo Alto 駅からすぐなのだが…

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敷地に入ってすぐに林に遭難した。
奥に入るにつれ、建物の道路も見えなくなるので、本当にあってるのか少し不安になった。
たまに、学生っぽい人がランニングしているのをみかけた。

もう少し歩くと、建物が見え始めた。

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Stanford 大学は実は森ばっかりなのではないかと思ったが、大学らしいところに無事ついたのでホッとした。
これでも大学構内の敷地に占める割合がこれくらいなのだから驚きだ。

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この建物をくぐり抜けると、
大学っぽいところについた。

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Stanford 大学は Visitor 向けの Free Wifi を飛ばしてくれているので、このベンチでやすみつつ、次のバスの情報を調べた。
Stanford 大学が思ったよりも広く、見どころがありそうなので予定よりも出発を1時間遅らせることにした。
ここから少し歩くと、もう少し建物が増える。

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この辺に来ると、ぼくらと同じような観光客のような人たちを見かけるようになった。
歴史あるクラシックな建築なので観光名所としても人気なのだろう。

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上の写真の右の芝生には、大学を創った人たちの銅像があった。

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こういう銅像となると観光客はもっと増える。

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ここから少し歩くと、大学内の教会があった。
写真撮影が禁止されていたので写真はないのだが、大学内とは思えないとても大きな教会だった。
ステンドグラスはどれも見応えがあったので、Stanford University に訪れてよかったな、と改めて思った。

Stanford 大学ともなると学生はどれくらい熱心に勉強しているのだろうと気になり、図書館を訪れることにした。

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名前や住所などを端末に入力することで割と簡単に入ることができた。
シンガポールに行った時にも街の図書館に入ったのだが、図書館は例外なく雰囲気は落ち着いている。
どこの国でも同じようなのは何故なのだろうか。
2階より上の書籍が置いてあるフロアに来ると、自習用の机が置いてあるのだが、長期休暇のせいか、それとも授業時間のせいか、勉強している人はほとんどいなかった。

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次に、大学内の本屋に行った。
本屋といっても、ここの本屋は、日本の大学の生協のように文具を揃えているばかりでなく、所狭しと Stanford University グッズがたくさん売っている。

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机の上に Stanford University のロゴが入っているポットが置いてあると賢くなった気分になれそうだったので、自分用に買った。
両親へ買ったロゴ入りのマグを買ったのだが、梱包が甘かったせいか帰って開けると割れていた。

写真奥に見えるようにカフェも併設されていて、ここで昼食のサンドウィッチを買った。
ちょうどお昼の時間は学生がたくさん本屋の周辺に出てきていた。

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入ってきたときはほとんど誰も歩いていなくて心配になったが、本屋を出てきたときにはとても賑やかになっていた。
大学内では、たまに変な人をみかけることもある。

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ここの大学生生活が盛んなことは、サークルの掲示板を見てもわかる。

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次の目的地へ行くために、市バスが停まるバス停へ向かった。
大学内はとても広いので、構内にはシャトルバスが走っている。
歩くと時間がかかりそうだったのでこれを利用した。
大学の隅の方に来ると、ちょっとした住宅地のようなものがあった。

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ここからさらに外へ出ると、Palo Alto の街が広がっていた。

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なるほど、車がないと移動できないわけだ。
ところで、バス停を調べるときに地図を調べていてとても気になったのが、大学の南東にある道路の名前だ。

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アメリカの名門大学の名を冠した道路が連続しているがこれは何に由来しているのだろうか。
日本でいうと、東大のまわりに京大通りとか名大通りという道路があるようなものである(日本ではこれをケンカを売ると言う)。

 

Stanford University だけで長くなってしまったので、後半は次の記事で書くことにしよう。
このあと、アメリカへ旅行した一つの目的である Apple 本社へ向かう。